たんにその店の客筋が悪いだけなのでは?

サイクルスポーツ誌連載の「タクリーノのしぼりかす」なるコラム、今号はとても興味深い内容で、筆者殿が経営する呑食店に訪れる「自分たちをリカちゃん」と呼ぶベントライダーが紹介されておりました。くだんのベントライダーを、店主殿曰く「キショい」と表現されておりますが、その自称が事実であれば私も同様の感想を抱くこと間違いなく、その気持ちは十二分に理解できます。まぁしかし、単なる外野である私とは異なり、筆者は当該店舗の経営者なのですから、己の店にカネ落としてくれる客を「キショい」呼ばわりするのは商道徳に反するのでは?という気がします。けど、まぁそれは横に置いといて。
当該コラムは、特に限定はつけず「リカンベントユーザー」=「自分たちをリカちゃん」と呼ぶ「キショい」奴らとして扱っているようにも読めるのですが、わたくし、なんだかんだでもう5年ぐらいリカンベント愛好者コミュニティ界隈に巣食っておりますけど「自分たちをリカちゃん」とよぶベントライダーなんぞ見たことも聞いたこともありません。とはいっても一個人が把握できる範囲なんぞ極々狭く、私が知らないだけで世間一般ではそういう「キショい」自称が流行っているかもしれず、念のためネットで検索してみたのですが、そんな気持ち悪い阿呆は発見できず、もしかしてこの「自分たちをリカちゃん」と呼ぶベントライダーってのはコラム筆者の店だけに生息する珍人類なのではないか?という疑念がぐつぐつ湧き上がっております。
となると次に「なぜにそのような珍人類がその店だけに集うのか?」という疑問がわくのですが パッと思いつくのは『その店とオーナーが、そういう「キショい」ヤツを惹きつけるオーラを発している』から、いわゆるひとつの「類は友を呼ぶ」って状態で、ナルはナルを呼び、阿呆は阿呆を呼び、電波が電波を呼んでいるのではないか?という推測です。そんなに的外れではないと思うが、いかがなものでしょう?