JEDIを451化したときに作ったモノ


406ホイール用のリアフォーク(フゥさんのリジットZOXのだ)に、PocketRocketの451ホイールをはめてみました。

406から451へと、SHIMANO XT(パラレルリンク式)Vブレーキのブレーキシュー調整幅を超えるサイズ変更なので、当然ですがシューがリムに届いてません。
ブレーキシューは上下方向に15mm程度の調整幅がありますが、最も上に移動させたのが写真の状態です。でも、届かないんです。

ということで、こういう部品を作りました。のはもう4〜5年前か? 「部品」たってね、フラットバーに3つ穴をあけ→M6のタップを一箇所切って、一箇所にφ6mmの丸棒を溶接しただけなんで、手間はたいしてかかりません。
今なら700Cトランスファーのような便利な製品が販売されているので、ちまちまンな部品を手作りする必要ないんですけど、当時はまだソレ系のパーツが出現しておらず、自転車屋さんでパーツを買ってお手軽に解決!はできなかったんだな。
「だったらVブレーキブースターに穴あけてVブレーキ台座取り付けるか?」とか、そういう話をした記憶はあるな。後にMTBに700C履かせるアイテムとして実際に市販されるとは思ってもいなかったけど。
ごく短期間とはいえ実際に使ったもんなので、小傷がこちゃこちゃあります。
ロード用STI+サイドプルブレーキと、XTシフター/ブレーキレバー+Vブレーキで乗り比べ、細身で高圧なタイヤを制御するんだったら効きがぬるいサイドプルのほうが良いと確信→従って、XTのVブレーキは極短期間しか使わず、従って、このアダプタも極短期間しか使わなかったという。

組み込むと、こんな感じ。
フォーク本体・Vブレーキ台座は無加工、Vブレーキも既存の物そのまんまで、シューがリムに届くようになりました。
周り止めのφ6mm丸棒が溶接されている(上の写真参照)ので、ボルトが緩んでもアダプタが回転することはありません。
また、支点間距離の割りに厚いプレート(SUS304)を使っているので、折れたり曲がったりすることは考え難いです。アダプタが変形する前に、まぁ、ブレーキケーブルが切れるわな。
406→451化に特化した、というか他のサイズは確認していないので、406→451化以外で使えるのかどうか?はわかりません。また、Vブレーキだったらなんでも取り付けOKなのか?というと、XTとDEORE以外では確認していないので「さぁ?」としか答えようがありません。JEDIデフォのテクトロVブレーキは、微妙に嫌な感じだったような記憶が薄っすらとあるような、ないような。

grungeの700Cトランスファーは115g。
このアダプタは取り付けボルト含みで43g。