定盤の上に蛍光灯をつける


作業スペースは元車庫なので照明が少なく(ついでに寒い)、昼でも薄暗いです。特に溶接をやっている場所は、照明から水平距離で2mぐらい離れており、壁に向って作業をしていると手元が影になります。昼間作業できるならまだなんとかなりますが、作業のメインは夕方の日が暮れてからなので、マジ手元が見えにくくて困る。
ボール盤で穴あけとかなら手元が薄暗くてもなんとかなりますが、ハイトゲージの読み取りとか、0.1mmのずれも許したくないポンチ打ちの際は、ちょっとアレ。というかかなりアレで「そのうちなんとかしなきゃならん」と思いつつ、もう5年以上何もしないできておりましたが。
一応、クリップ式の電気スタンド(というのか?)を持ち込み、あまりに手元が見え難い時だけ使っていたんですが、それを撮影に使うと画が電球色になって嫌なのと、斜め上からしか照らせず、角度によっては手元に影がでて不便なので、作業台の真上に照明をつけることにしました。

ステンレス細工撮影用に買ったんだけど訳あって全然使わず、自室に放置してあった100w相当の電球型蛍光灯を、クリップ式の電気スタンドに取り付け、そこらに転がっていた25x25mmの角パイプ作った延長ステーの先端に取り付けました。
スタンドは首振り式なので照射角度の微調整が可能で便利。電球型蛍光灯の光はかなり白く撮影向きで、これも便利。
ついでに。写真向って右にボール盤が2台ありますが、左側はボール盤ですけど、右側のは「タッパー」(だっけ? 正式名称知らん)です。「タッパー」といっても、冷蔵庫に入れるアレではなくタッピングマシン、つまりネジを切る機械です。
機械自体は左右ともに同じ作りですが、右のボール盤はドリルを掴むチャックの代わりに、トルク調節可能(一定の力が掛かるとクラッチが外れタップが空回りし、タップ折れを防ぐ)なタッピング用デバイスが取り付けられている、そんな感じです。だから専用機じゃありません。チャックをつければボール盤に戻ります。
これがないと、それなりの厚みの部材に正確にネジ山をたてることはできません。手でやるとね、ほとんど100%傾いちゃいますね。
写真左端はTIG溶接用のアルゴンガス。中身だけ買ってるんで、瓶は貸与。その右隣はpythonのフロントセクション用治具。次に使う機会はある・・・んでしょうか?

夜でも手元バッチリ。これでポンチの打ち間違い(微妙にずれる)も減るこでしょう。