ZOXのTRIKE化作業 その23


アフォークエンド受け金具の溶接はこんな感じでします。
それ用のアングルを取り付け、

金具を置いてシャフトを通します。

金具は内外から締め上げて固定します。
画像向って左の金具にはM9x1のタップがたててあるので、締め付けのナットは内側に一つだけ。右の金具はφ9の通し穴なので、ダブルナットで内側に倒れこまぬよう押さえます。
で、とどめにクイックレリーズでギリギリと締め上げる。これでまぁ、そう簡単には動かないでしょう。溶接による熱で溶けぬよう、総金属製のクイックレリーズを探してみると、
手持ちではDURA-ACEのしかありませんでした。ULTEGRAはナット側が樹脂製だった。
蝶ナットを通す穴はφ5なので、M5の長ネジを通します。これも内外からナットで締め上げ、金具が動かぬよう固定します。

アングルで作った治具には、変な場所に穴があいてます。

まず最初に金具の四隅を仮どめ程度に溶接するんですが、内1箇所は治具に接している(Lアングル製の治具が、金具前端までとどいていないことに注目。これは角を露出させるため意図的にずらしてある)ため、そのままでは溶接できません。
ということで、治具に穴をあけました。この穴からトーチを突っ込み溶接すれば、四隅の仮どめバッチリって算段です。