ZOXのTRIKE化作業 重量測定の巻


どうもあの、いろいろあちこち見渡して分かったんですがね、重量ってのは「軽量を誇る場合のみ」公開されるもので、誇れる数値じゃない場合は「N/A」で誤魔化すのが業界のセオリーらしいんです。
トライクフレームは鉄製ですからね、素材からして軽量を期待できるモンじゃないんで、業界のセオリーに従えば「N/A」表記、もしくはキッパリ口をつぐむべきなんですが、まぁ撮影したんで公開します。

フレーム一式で1,570gですかね。
トラコンのチェーンステーは1,660gなんですが、ウレタン一発吹いたってそこまではいかんでしょう。なので、自分的にはそんな不当に重いとは思ってません。
強度/剛性/耐久性と重量は相反するファクターで、軽量を目指せば強度/剛性/耐久性は落ちるし、強度/剛性/耐久性を重視すれば重量は増えます。
自分の物だったら「とりあえず軽めに作って、ダメだったら後から補強」ってのも考えられますが、なんといっても今回のこれは人様にお渡しするものなので「ダメだったら」ってのはダメなんです。
溶接不良で折れたとかさ、強度不足で歪んだとかさ、自分で作って自分が酷い目に遭うの文字通り「自業自得」なんでは仕方ないですけど、これがトラブって酷い目に遭うのは、私ではなくSatoさんとフゥさんですからね、他人が作ったモンで酷い目に遭ったら「仕方ない」じゃ済まんです。
自分用として作るのであれば金具類はすべて厚みを半分(300gは軽くなる)にして「とりあえず様子見」的に運用します。が、しかし、私は試験走行すらできないんで、まぁ「慎重無限大の方向だからこうなった」と捉えてください。