トランジット・コンパクトの修理 その8


修理作業はすべて終了したので組み立てました。

たたんでみても

緑の矢印で指し示した部分、補強材はどこにも接触しません。
赤い矢印で指し示した部分は、マスキングテープを剥がす時に失敗した箇所です。妙に丸く黒塗料が剥がれてしまいました。まぁ、錆止めの仮塗りだから、気にしないことに。

最後にもう一度、BBシェルのネジ山をタップでさらいます。切削油をガンガン吹き付けタップをねじ込んでいきます。

2回目なんですけど、まだ削りカスが出ます。

下地用と思われる塗料はかなり削り取られ、ねじ山はなかなか綺麗になりました。BBも手だけでスルスル根元まで入っていきますよ。
この後、BBシェル内をシンナーで脱脂し→ネジ山にグリースを塗布→BBを取り付け→クランクも取り付けで、送られてきたときと同じ状態に戻しました。

クランク/チェーンリングを取り付けるとこんな感じ。錆止めで黒く塗った部分、後方はチェーンリングに隠れて見えませんが、前方ははっきり確認できます。

左から見ると、隠す物が無いのですべて見えます。

こんな感じだな。





とりあえず、私のレポートはここまです。しかしこの後、

オーナーによる仮組み

トラブルが出ないかどうかのテストラン


再塗装のための解体

剥離→再塗装

最終的な組み立て

と、まだまだトラコン復活に向けての作業は続くのです。
そう遠くない将来届くであろうオーナーによる完成宣言をもって一連のレポート終了とします。完成報告を楽しみに待ってますよ。