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 トランジット・コンパクトの修理 その9

終了。 (つれづれ えんすぅ日記) ↑のコメントで「溶接」への言及があったので、以下簡単に説明を。

 トランジット・コンパクトの修理 その8

修理作業はすべて終了したので組み立てました。 たたんでみても 緑の矢印で指し示した部分、補強材はどこにも接触しません。 赤い矢印で指し示した部分は、マスキングテープを剥がす時に失敗した箇所です。妙に丸く黒塗料が剥がれてしまいました。まぁ、錆止…

 トランジット・コンパクトの修理 その7

錆止めのため、塗装を剥いだ部分だけ塗ることにしました。「錆止めとしてとりあえず塗る」程度なので下地作りもなにもしていません。 この状態でしばらく運用してもらいます。異音が出ない、ヒビ割れが出ないことを確認した上で、再びばらし、再塗装をしても…

 トランジット・コンパクトの修理 その6

では、ステーをぐるっと溶接すればもう二度とフレームパイプの破断を心配しないで済むかというと、破断を引き起こした原因"過荷重"はまったく解消されていないので、ステーによる補強範囲外で破断が起こる可能性は残ります。 今回の破断は点付け溶接部の直前…

 トランジット・コンパクトの修理 その5

裂けた部分の溶接は終わりましたが、これだけじゃまた同じ部分が裂ける可能性高いので、BBシェルを吊っているステーとフレームパイプが接する外周をぐるっと溶接し、ステーをフレームパイプの補強にします。 以下のGIF画像は、線(青と赤)を引いた方向から…

 トランジット・コンパクトの修理 その4

フレームをセットします。 治具の下に50x26mmの角パイプ(長さ850mm)を2枚重ねて敷き、台代わりにしてます。 完全にバラバラの状態からパイプを組み上げフレームを作ったpython delta製作時は100mm角の角パイプを置き台に使いましたが、今回は破断の修理+…

 トランジット・コンパクトの修理 その3

いわゆる「フレームの芯」に狂いがでぬよう、(1)(2)(3)の部分をクランプし固定します。 全長600mmぐらいのフレームなので3箇所おさえれば十分、いや、十二分じゃないかと。 これは(3)のリアエンド用治具です。 50mm角の角パイプをT時に組み、φ25mmx120mmのパ…

 トランジット・コンパクトの修理 その2

次に、塗装を部分的に剥がします。剥離剤は後処理が面倒なのでバーナーで炙ります。 ホームセンターで買ったLPGのちゃちいバーナーなので、なんぼ炙ってもフレーム素材が変形する恐れはありません。そんなね、鉄の融点である1400度とか1500度まででるわけな…

 トランジット・コンパクトの修理 その1

このフレームを修理します。 私の持ち物ではありません。他人様の自転車ですが、修理を依頼されたのではなく、こっちから望んで修理を請け負いました。仕事ではないので金銭等の授受はありません。 どこをどう修理するかというと、BB直前のフレームパイプが…