ビデオカメラを取り付けるステー その4



最近「カメラは家電量販店で買うもん」という頭になっているので、カメラ用品もヤマダ電機とかコジマで探してました。しかし、ふと、カメラ屋さんというか写真屋さんというジャンルの店がまだ存在しているんだから、そっちの方が品揃え良いのは当然じゃないか?と気付きました。
ということで、店の規模が大きいカメラのキタムラという写真屋さんをチェックしてみると、VelbonというメーカーのQHD-41QHD-51が置いてあるじゃないですか。昔から「善は急げ」と申しますので、アマゾンに発注したヤツはキャンセルすることにし、店頭にあるどちらかを購入することにしました。
41と51でなにが違うか?というと、まず耐荷重(最大積載)が51は3kgで41は2kgです。当然、耐荷重が高い51はガラも大きく、値段も41の2,070円に対して倍以上の4千数百円。「これ買えばすべての問題がパーフェクトに解消される」と約束してくれるなら4千数百円ぐらい喜んで払いますが、そんな約束は誰もしてくれないので、とりあえず41を買いました。2,070円だしね。耐荷重2kgあれば十分だろ?とその場では思いましたし。
ついでにカメラネジも購入しました。これは一つ250円なりです。

さっそく取り付けました。雲台の高さが20mm強上がったので、サイコンの調整範囲(上下方向)ギリギリになってしまいました。)
動画を見てもらえばわかりますが、YouTubeの汚い画質でもサイコンの速度表示がばっちり読み取れるようになりました。ちゃんと用を成すようになったので、サイコン取り付け部分に関しては、もうこれで完成とします。



新しい雲台が手に入ったのでさっそく撮影。結果から書くと、大失敗でした。
場所は、交通量少ない&交差する道路がない&見通しの良いとてもナイスな一本道です。この坂の斜度は、標識によれば12%だそうです。映像だとそうは見えませんが、スタート地点からの眺めはなかなか恐ろしいです。正直、スピードが出過ぎて恐いので、ちょこちょこブレーキをかけてます。ノーブレーキだったら80km/hぐらいまではいけそうです。
雲台の件。動画を再生すればわかるんですが、冒頭から50秒でカメラが傾きました。まぁ、耐荷重(最大積載)2kgといっても、静止状態での2kgでしょうから、路面からの突き上げが激しいこの使い方では、700g程度のビデオカメラでも支えきれないのはしかたない。製品の問題ではなく使い方の問題。
といった状態なので、雲台の使用は諦め、ビデオカメラはステー直付けにします。振動により画が乱れるのがイヤというより、カメラが壊れるのが恐ろしいので、一つ真面目に振動対策を考えねばならなくなりました。あぁ、面倒。
もう一点。これはカメラ側の問題ではなくサイコンなんですが、60km/hを超えると小数点以下の数値を表示しなくなるのは知っていましたが、67km/h以上は表示されない仕様だということが判明しました。それ以上のスピードがでても、サイコンの表示は67km/hで止まったまま(2分27秒から10秒間)なのです。
サイコンはまぁ、非ホームセンターグレードのマトモな製品が何個も余っているので、スポーツ車向けの製品に付け替えることにします。
続く。