ビデオカメラを取り付けるステー その11


機能は満足してないが、ゴムサスを使い続ける限りはこれ以上どうにもならなそうなので、大きな変更はもうありません。細かい細かい重箱の隅を針で突くような変更がちょこちょこ出るだけです。
スライドレールをステー本体に固定するボルトの押えを作りました。以前は画像左下の通りφ20の平座金を使っていたのですが、それだといかにも「有る物をテキトーに使った」感が強く見栄え的に問題?という気がしたので、手間暇かけて機能には一切無関係な部品を作りました。正に重箱の隅。

あともう一点。M5ボルトの受けですが、ゴム穴底の形状が「皿ネジ」の使用を前提としているのか、実は左の画像の通りテーパーなんです。
テーパー上の平座金なんぞ持っていないので、ただの平座金を三枚重ねで突っ込んでおりましたが、接する面積が広ければ広いほどゴムへの負担が分散され、ゴムの寿命が長くなる・ボルトが安定するであろうと、対策部品を製作しました。

これです。M6の皿ネジの頭(φ12mmでジャストフィット)にφ5mmの穴を貫通させ、首下を切り落としただけです。
テーパー状の部分がすべてゴムと接し、ボルトを締めこむ力を分散しつつゴムへと伝えてくれることでしょう。

FDポストとゴムサスを連結するM8キャップスクリューの受け金具です。
以前は、M8キャップスクリューの頭を改造したカラー(画像上の丸いの)と、受け金具(画像下の横長の)が別体でしたが、溶接し一体化しました。

これも、「ゴムにかかる負荷」分散対策の一環です。