ZOXのTRIKE化作業 その25


両端が決まったので、次にセンターの金具を取り付けます。

赤い矢印で指し示した部分、両端のボルト4本を締め込みます。
青い矢印で指し示したボルトは、作業が全て終わるまで絶対に外しません。

金具押さえのアングルを取り付け

内幅は100mmジャストにセットしてあります。

金具をセットし、M5の長ねじを通します。

M9のフロント用アクスルを通し、ロックナットで固定します。
まず四隅を仮付けします。どの角から始めてもかまいませんが、次は必ず対角線上の角を溶接します。

「3」は治具に接しておりトーチが入らないので

事前に治具にあけておいた穴にトーチを突っ込み溶接します。

四隅を固めたら一旦、アングルの治具を外し、穴位置に間違いはないか? 金具に傾きはないか?のチェックをおこないました。本溶接しちゃったらもう修正できませんので。
特に問題が無いようです。

片側アングル製治具を内側に移し、長手方向ビ〜っと溶接します。終わったら治具を反対側に移し溶接。曲がり歪みを警戒し、必ず治具に固定してから溶接してます。

できゃ〜した。

外-外きっちり100mmジャストです。

直角度も問題なし。

ハブとリアフォークを取り付けるとこんな感じ。

ハブは24mmのソケットレンチで取り付けます。構造上、片口・メガネ型のスパナは使えません。

水平器を乗せました。水平を指し示せば、金具の傾きは無い、はずです。

大丈夫。

2セットできました。個体差は限りなく少ないです。
1セットあたりの作業時間は、大体2時間ぐらいです。