ビデオカメラを取り付けるステー その3


サイコンの位置調節がどうしてもやりたいので作り直しました。

Ver.3です。今回はサイコンの位置を前後方向/上下方向で調整できる作りにしました。前後方向に135mm、上下方向に60mmの調整幅があります。調整範囲がこれだけあれば、レンズが替わってもカメラが替わっても対応できるのではないかと。

試し撮りをしてみましたが、カメラを水平にセットした場合(ステーは水平にセットされている)左の画像の位置関係でサイコンの文字がはっきり映るようです。ただし、天候によっては「サイコンに日光が反射し数値が読み取れない」とかいろいろ考えられるので、調整幅は広めにとってます。

FDポストに接している金具以外すべて作り替えたので、ついでに丸棒を一回り太いφ5mmにしてみました。振動によるサイコンの揺れが若干でも軽減できると良いなと期待しつつ。

実はこれの前に「前後方向だけ調整可能」なVer.2があったんですが、完成直後にVer.3への改造を決意してしまい撮影しませんでした。よって写真はありません。


サイコン周りの様子。

ステー自体は総ステンレス製ですが、ローレットのつまみはメッキ物の既製品です。


10x10x50mmのSUS304四角棒にM4のナットを4つ溶接しています。もちろん6面ぐるっともらさず溶接してます。力はかからん場所なので点付け程度でも全然平気なのですが、なんとなく全周溶接してみました。

パルス機能アリのTIG溶接機じゃなきゃこういうこまかい溶接はできません。


この状態で250gあります。Ver.1より114gの重量増です。




サイコンの位置調整はこれでOKなので、次は振動対策を考えます。しかし、途中で飽きて「考える」だけで終わってしまう可能性もあります。